伝統的占星術の教室で、ちょっとネイタル(出生占星術)の話になった時のことです。
私「先生ー、私そういや2ハウスに木星(最大の幸運の星)いるハズなんですが、全然自覚ないんですよねー生活かっつかつなんですよー」
先生「2ハウス、確かにお金の部屋でもありますけど……本来は食べ物に困らないっていう意味ですよ。食い扶持」
私「……実家、米農家ですわ……」
お金の歴史としては、紀元前1,000年よりももっと前に中国で貝殻や石を使っていた形跡があり、鋳造貨幣も現在でいうトルコ近辺で紀元前7世紀くらいのものが発見されているようです。
しかし、これは一部の国の話。
占星術もウィリアム・リリーの頃に使用されていたものに近い惑星・エレメント・サイン・ハウスの構成ができあがったのは、おそらくなのですが紀元前4、5世紀くらいじゃないかと憶測されています。
(その話をそれとなーくまとめたのがテトラビブロスということになります。が、著者のプトレマイオスは実は占星術やってなかったんじゃないの?という説が今有力)
ということは、まだ形になってなかったとはいえそれより前に考察されていた訳です。
占星術より貨幣の文化が先とは言えども、まだまだ過渡期で物々交換だって普通に行われていたんじゃないか、と考えるのは自然だと思います……。
生きることは食べること。現代はお金があれば食べ物を確かに好きなだけ買えます。お米が不作の年でも、パンやうどんを食べることができます。
でも昔は、どんなにお金があっても、凶作だったり狩りで失敗すると、それがとっても深刻な打撃になったでしょう。
……あたしの木星、全部が全部食い物に輝いてます……( ゚∀゚)
懸賞も食べ物や酒ならガンガン当たるし、いただくプレゼントも大体肉か酒です。わーい!
2ハウス凄くいいのにお金があまりないと嘆いている方、私と同じパターンかもしれない!!
ちなみに、日本では昔お米などの穀物や布などがお金の代わりをしていたので、推して知るべし。
まあ、後日伝統的な占星術での出生図の見方だと、木星は3ハウスに行くことが発覚したのですが。
その辺りはまた後日。
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2ハウスって金運なの?というギモンに対して衝撃の回答に打ち震えた
