占星術と言われるもののなかには、さらに大きく分けて4つの占断技術があります。
・質問が生まれた日時で答えを占うホラリー占星術(時間占星術)
・ひとが生まれた日時でその人の運気の青写真を見るネイタル占星術(出生占星術)
・何かを開始するための最適の日時を割り出すエレクション占星術
・国や世界全体の動きを見るマンデン占星術
この4つができて、一人前の占星術師と言われるのだそうです。
ワタシ自身は、まだまだマンデンが全然できてません(;´∀`)
この他にもその人の出生時間を割り出す技術であるレクティファイや病気とその治療法を見る医療占星術などの技術もあります。
レクティファイはそもそも占断のための技術ではないし、医療占星術は日本ではお医者さんの資格のない人間がする訳にもいかないので、今回は割愛。
(このふたつは一応勉強済みです、えへ)
私の行ってる天職鑑定は、ネイタルをメインにしつつホラリーでも見ています。
「自分の天職を知りたい」という質問に対するホラリー、という感じですね。
今回はホラリー占星術の話です。
伝統的占星術では「基礎中の基礎」、いちばん簡単でありここが理解できないと他は無理!とまで言われてしまうホラリーです。
とはいえ、伝統的占星術・古典占星術などにあまり興味のないかたは、ホラリーを知らないかたも多いでしょうね。
ホラリーでは雑誌の12星座占いを書くこともできないし。多分。(書いてるかた、いたらごめんなさい!)
でもね、でもですよ。
占星術って、遠い昔からある占いなんです。
私の師匠は、もしかすると紀元前5世紀くらいには確立してたのでは、と考えているそうです。
少なくとも世界最古の本と言われているテトラビブロスの内容が占星術(※)の話でしたから、2世紀には間違いなく確立はしていたと言えます。
※ただ、著者のプトレマイオス(トレミー)は、どうやら占星術師ではなかった説が現在有力だそうな。
現在、21世紀。さあ、ここで問題です。
自分の出生日、出生時間、出生場所を正確に知ることができるようになったのって、いつ頃からでしょう?
……考えてーハイ考えてー。
周囲のおじいちゃんおばあちゃんでさえも、「誕生日が正確にわからない」人っていませんか?
何かよくわかんないけど1月1日にされちゃってるとか、役場に提出した日を誕生日にしちゃったとか、聞いたことありませんか?(笑)
じゃあ、時計ってできたのいつでしょうねー? 私ももうわかりませんヽ(´ー`)ノ←放棄した!
そうなんです。ネイタル占星術って、きちんと日付もわかり時間も正確に記録されてる、王族などの本当に一部の限られた人しか使えなかったんです。
ですので、「質問が持ち込まれたときの星の配置で占う」というスタイルのホラリーのほうが、実はずっとずっと使われてきたんだろうと考えられます。
ね、自然ですよね?
でもね、本当に本当に不思議です。
こんな小さな一個人、地球人の中のたったひとりの私の、宇宙から見たら本当にちっぽけなちっぽけな質問。
(もちろん、本人にとったら一大事なんだけど)
その質問に対して、惑星や恒星から答えが出てくるのって、凄く不思議じゃないですか?
私は不思議で不思議でたまりませんし、当たったときは鳥肌が立ちます。
もうホラリー勉強して10年くらいになりますが、未だに!!
で、最近は逆説的に考えていたりします。
それは、「質問者自身が、答えの出ている日時を選んで来るのではないか?」と。
そう考えるほうが、なんとなく自然な気がしてしまって。
よくスピリチュアル系の本やお話などで言われる、「答えは全てあなたの中にある」というコトバ。
ワタシ自身、実はチャネリングとか宇宙人からのメッセージとかに対しては若干懐疑的だったりするのですが。
でもホラリーに関しては、わざわざ答えが出ている時間を選んで、占星術士の口を借り翻訳を聞きに来ている……
惑星の動きとかを全く知らずに生活しているのに、どこかで宇宙の動きを察知しているんじゃないかな。
本当は答えを体のどこかが知っていて、「この時間」を選んで質問をつむぎだすんじゃないかな?
そう思わずにはいられません。
ホラリー占星術での鑑定をされたお客様に対して、私がよく言う言葉があります。
「あなたはこんなステキな結果の出る時間を、わざわざ選んで私に質問してくださいました。
この時間を選んだのはあなたなんです。もっともっと、自分のコトを信じてあげてください」
凄いのは占ってる私ではなくて、あなた自身なんですよヽ(´ー`)ノ
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本当は、あなた自身が答えを知っているから。
